子供が家出をしたまま帰ってこない…。
親御さんにとってはとても心配ですよね。
家族での意見の違いや兄弟喧嘩、きつく叱ったら…。きっかけは色々あると思いますが、未成年の子供が家出することはとても危険です。
事件や事故に巻き込まれるリスクも多く、また、犯罪に手を染めてしまうリスクもあります。

この記事に書かれていること
- 息子が家出した際の対処法
- 家出の行き先多い場所
- 家出の心理
- 家出の再発防止
目次
息子が家出をして帰ってこない場合の対処法
まずは探し出して家に帰らせることが何よりも先決です。
家出の対処法1 交友関係を調べる
家出の対処法2 インターネットを使って調べる
家出の対処法3 警察に捜索願いを出す
家出の対処法4 探偵に調査を依頼をする
息子の家出の行き先で多い場所
家出の行き先1位 友人の家
友人は誰しもが頼りやすい存在でしょう。
特に独身の方のアパートなどは、家出人にとっては都合のよい隠れ場所です。
悩みの相談にも乗ってくれるでしょう。まずは親しくしている友人の家を探してみましょう。
友人の家に行きやすい人
- 子供
- 旦那さん、奥さん
- 彼氏、彼女
家出の行き先2位 実家
恋人や夫婦関係が原因での家出では、実家に帰ることが特に多いです。
困った時、悩んだ時、DV被害等で真っ先に助けを求めるのは実家が一番頼りになるでしょう。
実家に行きやすい人
- 旦那さん、奥さん
- 彼氏、彼女
家出の行き先3位 ネットカフェ
ネットカフェにはシャワーや食事、仮眠ができるほかネット環境も整っているので当分の間は生活できます。
また、1泊数百円で寝泊まりできるためお金がない子供やニート、フリーターの方が利用しやすいです。
ネットカフェに行きやすい人
- 旦那さん
- 彼氏、彼女
- 子供
家出の行き先4位 24時間営業の店 ドンキなど
24時間営業のお店を転々とすることもあります。
今日はドンキ、明日はファミレス、明後日はコンビニなど24時間営業している店を渡り歩くことがあります。
夜中に移動することがほとんどなのでなかなか探しにくいでしょう。
24時間営業の店に行きやすい人
- 旦那さん、奥さん
- 彼氏、彼女
- 子供
- 高齢者
家出の行き先5位 公園
夜中でも比較的明るい公園に家出人の溜まり場になっていることがあります。
また、同時に犯罪予備軍や同性愛者、ホームレスが集まりやすい場所でもあります。
寒い時期に公園で寝泊まりすることは少ないですが、自暴自棄になっている場合は注意が必要です。
24時間営業の店に行きやすい人
- 子供
- 高齢者
参考家出の行き先に選ばれる場所トップ5|家出人を早く探す方法と注意点
家出の危険性をチェック!
家出した形跡を残したかそうでないかによって、危険度が分かります。
形跡を残したり、家族とケンカして出ていった程度あればそれほど危険性の高い家出ではないかもしれません。
しかし、スマホも持たずにパジャマ姿でサンダル、部屋の生活感がそのままの状態で家出をした場合はかなり危険な状態といえるでしょう。
何かしらの事件に巻き込まれている可能性や自殺を考えているなどとても危険な状態と言えます。
形跡を残さなかった場合は数時間でも放っておけません。すぐに探し出してください。
息子が家出をする心理は?
子供の家出の心理1:親への不満
親や大人から理不尽な叱られ方をしたり、矛盾した躾をしていたりすると子供たちの不満になってしまうことがあります。
そうでなくても、キツく叱ったり、手を出してしまったりした際は家出の原因となります。
家出の原因として最も多いのが親、家族間の問題です。
子供の家出の心理2:学校でいじめられている
こちらは親御さんはなかなか気づいてあげられないことが多いようです。
子供自身で抱え込んでしまうため大人は気づきにくく、なぜ家出したかも分からない状況になってしまいます。
部屋にメモ書きやスマホのLINEなどを確認してみるといいでしょう。
子供の家出の心理3:悪い先輩に誘われて断れない
いじめとは少し性質が違いますがこちらもよくある事例です。
完全に脅迫されているというよりは、直接的な先輩や先輩の仲間とツルんでいると「自分もチーム入れた」「これが仲間なんだ」と承認欲求が満たされます。
そこで夜通し遊び呆けてしまい、何日も先輩の家に泊まり込んだりします。
また、先輩としては、そこまで大切に思ってはいないため、万引きやひったくり、その他犯罪じみたことを強要したりすることがあり、ズルズルと悪い道へ引っ張り込もうとすることもあります。
最初は楽しいですが、後々非常に危険なものになってきます。
子供の家出の心理4:新しい友達が危険な遊びを教えてくれる
交友関係を間違えてしまうと、このような状況になってしまいます。
上記の先輩の事例と似ていますが、こちらの場合は完全に自分の意思で危険な道へ進んでいきます。
友人をリンチしたり、窃盗したり、危険なドラッグに手を出したりするケースもありますので注意が必要です。
ここまできてしまったらすでに保護者さんの手に負えないでしょう。
警察にお世話になることも考えられます。
子供の家出の心理5:失恋
一番やっかいで衝動的な行動を起こしやすいのが思春期の失恋です。
まだ恋愛経験も浅く、考え方も未熟なうえに想いだけは強く、失った時の衝撃は測りしれません。
早く探し出さないと自ら命を落としかねないので緊急性をようする家出といえるでしょう。
息子の家出の再発防止策