結婚相手の金銭感覚が信用できない…その結婚の先には闇しかない

結婚相手のお金の使い方や金銭感覚に疑問を感じることはありませんか？

聞いてもはぐらかされる、何か隠しているような気がする。そんな不安を抱えたまま結婚を進めるのは心配ですよね。

金銭感覚のズレや不透明なお金の問題を放置すると、結婚後にトラブルに発展する可能性があります。こちらの記事では、その不安の原因を整理し、解決策や相談先について解説します。

結婚相手との金銭感覚のズレは離婚率が高い

結婚生活において、金銭感覚の違いは離婚の主要な原因の一つです。

リクルートブライダル総研が実施した『離婚に関する調査2016』によれば、離婚理由の上位には「価値観の違い」「人生観の違い」「性格の不一致」に続き、「金銭感覚の違い」が挙げられています。

また、e-venzが2024年に行った既婚男女3,000人を対象としたアンケート調査では、結婚を後悔した理由として「金銭感覚が合わない」と回答した人が23.97%に上りました。

これらのデータから、結婚相手との金銭感覚のズレが離婚や結婚生活の後悔につながる可能性が高いことがわかります。結婚前にお互いの金銭感覚や価値観をしっかりと確認して、すり合わせておくことが、円満な結婚生活を築くために重要です。

結婚する前に相手の金銭感覚を確認する

結婚を進めるかどうかを判断する前に、次の3つのポイントを明確にしておく必要があります。これらを曖昧にしたまま結婚を進めると、後々後悔する可能性が高まります。

1. お金の使い方を把握する

まず確認すべきは、相手が毎月どのようにお金を使っているかです。「収入があるのに貯金が増えない」「趣味や嗜好品に多額を費やしている」など、具体的な支出の内訳を把握することが大切です。

また、浪費癖がある場合、それが一時的なものなのか、結婚後も続く可能性があるのかを見極める必要があります。たとえば、趣味やギャンブルなどに多額のお金を使っていないか、外食や買い物に対して無計画な支出がないかを観察しましょう。

ポイントは、「何にどれくらい使っているのか」を具体的に確認すること。話し合いを避けられる場合、より不安を感じても当然です。

2. 借金があるかどうかを確認する

次に重要なのが、相手に借金があるかどうかです。住宅ローンや車のローンなど、計画的なものなら問題ない場合もありますが、消費者金融やクレジットカードのリボ払いなどで抱えた借金がある場合、それが結婚生活に影響を与えるリスクは非常に大きいです。

さらに、借金の理由が「趣味や浪費のため」なのか、「過去の責任問題や家族への援助」など正当な理由があるのかを明確にすることも必要です。特に相手が借金について曖昧な説明しかせず、詳細を教えない場合は、隠している金額が大きい可能性もあります。

「自分がその借金を肩代わりすることになる可能性がある」ことを念頭に置き、曖昧なままにしないことが重要です。

3. 将来の生活設計を共有する

最後に、結婚後の生活について、具体的な計画を共有することが必要です。「子どもを何人欲しいか」「住む家は賃貸か購入か」「共働きか専業主婦か」など、将来の方向性が一致しているかを確認しましょう。

特に、貯金や資産運用に対する意識が合わない場合、結婚後の家計管理が難しくなることがあります。「将来のために貯金を増やしたい」と考える人と、「使いたいときに使う」という価値観の人が結婚すると、ケンカやトラブルが絶えなくなる可能性があります。

具体的に話し合うべき内容としては、以下のようなものがあります

• 教育費や老後の資金をどう準備するか。
• 家計をどちらが管理するか。
• 予期せぬ出費への対応方法。

これらの計画を共有することで、金銭面の不安を解消し、結婚後のトラブルを未然に防ぐことができます。

それ、本当に我慢できますか？

結婚生活はお互いの信頼と協力が基盤となります。しかし、以下のような状況がある場合、その結婚が危険なものである可能性が高いです。それを我慢し続けることで、あなた自身が不幸になるかもしれません。

相手と金銭感覚が違う

結婚生活では、お金に関する価値観が一致していることが非常に重要です。しかし、以下のような違いがあると、日々の生活でストレスが溜まる原因になります。

• 無駄遣いや浪費癖が目立つ。
• 貯金をする意識が低い。
• 節約を考えず、収入以上にお金を使う。

こうしたズレを我慢し続けると、結婚生活の中で信頼関係が揺らぎ、結果的に大きな問題に発展する可能性があります。

ブラックボックス化された相手のお金

相手が本当のことを話してくれないと感じる瞬間は、結婚を考える上で大きな不安につながります。

例えば、お金の話題を持ち出しても、はぐらかされたり、「気にしすぎだよ」と軽く流されたりすることはありませんか？

借金があるのか、貯金はどれくらいあるのかを聞いても、明確な答えが返ってこない。その曖昧さが続くと、「何か隠しているのではないか」と疑念が膨らみます。

特に、結婚生活ではお互いの収入や支出を共有し合い、将来の計画を立てることが重要です。

しかし、それができないままだと、信頼関係を築くのは難しいでしょう。本来オープンであるべきことが隠されている状態は、結婚後に大きなトラブルや後悔を生む原因になりかねません。

自分の考えに寄り添ってくれないこと

結婚はお互いの考えを尊重し、歩み寄ることで成り立つものです。しかし、以下のような態度が見られる場合、結婚生活が一方通行になってしまう危険性があります。

• 家計や将来設計について相談しても軽く流される。
• 「お金の話ばかり」と言われ、真剣に取り合ってもらえない。
• 自分の価値観や不安を無視される。 寄り添う姿勢がない相手との結婚生活は、あなたの負担が増え、不満が蓄積していくでしょう。

お金の価値観が合わない相手との結婚は危険

結婚生活を送る上で、金銭感覚の違いは見過ごせない大きなリスクです。その違いが信頼関係を壊し、最終的には結婚生活を破綻させる原因になる可能性が高いからです。

お金の不安は積み重なるだけ

最初は小さな違和感だったとしても、結婚生活が進むにつれて「この人とは価値観が違いすぎる」という不満や不安が積み重なります。そして、相手の隠された借金や浪費癖が明らかになったとき、その負担を背負わされる覚悟がない限り、結婚生活は大きなトラブルに発展するでしょう。

愛情だけでは乗り越えられない現実

金銭感覚の違いは「きっと何とかなる」という甘い期待や愛情だけでは解決できません。お金の問題は、生活の基盤そのものを揺るがす深刻な課題であり、軽視することで後悔を招く可能性が高くなります。

相手の真実を知ることが大切

もし不安が解消できない場合は、事実を明確にすることが必要です。「相手に借金があるのか」「収入や支出がどのようになっているのか」など、自分で確認しきれない部分はプロである探偵に調査を依頼するという選択肢があります。それにより、不安を解消し、安心して未来を考えるための土台を作ることができます。