友人・知人にお金を持ち逃げされた場合、とにかく早く動き出すことが重要です。
持ち逃げしている方は、あなたから少しでも離れたいと思っているので持ち逃げしたお金を元により遠くへ逃げようとするからです。
この記事に書かれていること
- 持ち逃げされた時に最初にすること
- 持ち逃げ犯を探す方法
- 個人の人探しは要注意!!
- 探偵の人探し
目次
まずは警察に通報しましょう
金額や相手との関係性(友人、家族など)はさておきまずは警察へ相談しましょう。
事件性がある場合はすぐに捜査を開始してくれるはずです。
少額だからと諦めてしまっては、あなたが損するだけですし、相手はまた同じことを繰り返してしまうに違いないかと思います。
とはいっても、警察に相談したところで絶対に捜査にあたってくれるとは限りません。
警察は本当に動いてくれない?
警察は全ての持ち逃げに対して捜査をしてくれるわけではありません。
警察の元には日々色々な事件や問題が舞い込んできます。
限られた警察官でそれら多くの事案を対応するには、やはり優先順位を付けて対処することになります。
警察官に「優先順位が低い」と判断されれば動いてくれません。
警察が動いてくれないケース
動いてくれないケースとしていくつか紹介します。
借用書がない金銭の貸し借り
やはり警察も証拠があいまいな事案に関しては積極的に捜査をすることができません。
借用書が無い状態で個人を捜査した場合、反対にプライバシーを侵害したとして訴えられかねません。
そのような状況では警察が積極的に捜査をすることはないでしょう。
少額の持ち逃げの場合
持ち逃げされた金額が少額(数万円程度)であればこちらも積極的に捜査をしてくれない場合が多いようです。
ケースバイケースとなりますが、悪質性や常習性も考慮したうえで持ち逃げした金額を踏まえ優先順位が決められる可能性もありそうです。
返済期日がはっきりしていない場合
こちらとしては持ち逃げされたと思っていても、証拠として逃げていることが認められない場合もあります。
「給料が入ったら返す」などの口約束だけですと、今月の給料なのか、来月なのか?はたまた2年後の給料なのかが明確ではないため、「逃げた」と断定できません。
そういった場合も捜査の優先順位も下げられてしまう可能性が高いです。
持ち逃げした人を探す方法
確認アイテム | 調べ方 | 制限など | 手軽さ | 信憑性 | スピード | 成功度 | 総合評価 |
実家や隣人に聞き取り | 電話や訪問 | 対象の人との関係性が重要 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
人探しサイト | 掲示板への書き込み・閲覧 | 虚偽の書き込みあり | ◎ | × | × | × | |
Googleファインダー | 失踪者を検索 | 災害時以外は使用されない | ◎ | △ | × | × | |
警察署ホームページ | 行方不明者情報を閲覧 | 公表していない自治体あり | ◎ | ◎ | × | △ | |
警察へ捜索願い | 警察へ申請 | 事件性がある場合のみ捜索 | × | ◎ | △ | ◯ | |
探偵調査 | 人探しの専門家による調査 | 調査は有料 | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | |
SNSで探す | フォロワーへの呼びかけ | 情報の信憑性が希薄 | ◎ | × | △ | × | |
占い | 鑑定士占い | 当たりハズレがある | ◎ | × | × | × |
実家へ連絡して確認する
ただし、実家に電話していきなり「○○さんが連絡つかなくて心配しています。近況を教えてください」と言っても不審に思われてしまうでしょう。
同窓会の誘いなどを口実に確認してみましょう。
=実家への聞き取り例=
もしもし、私、△△と申します。〇〇さんはご在宅ですか?私、〇〇さんと同じ中学校を卒業しておりまして、この度、中学校の同窓会の幹事をさせていただくこととなりました。○年○組で同じクラスだった方々に同窓会の出席確認をさせていただいております。○○さんにお電話を代わっていただくことは可能でしょうか?
↑上記のようなイメージで聞き取りをして、すぐに電話を代わってくれれば所在確認は完了ですね。
もし本人が不在の場合は、折り返しの電話をお願いしておきましょう。
私の連絡先をお伝えするので、○月○日までに折り返しお電話いただけると幸いです。
失踪していたり、亡くなっていたりなど咄嗟に真実をに伝えることができなかったという可能性もありますので、折り返しの期限を決めておくのがベターです。
実家に問い合わせるのはNG?ええええええええええ
実家に電話して「〇〇さんは生きてらっしゃいますか?」
と、ぶっきらぼうな聞き方をする人はいないかと思いますが、なかなか聞き取りにも勇気がいるものです。
「亡くなられていた場合、傷心中のご両親に嫌な思いをさせてしまったらどうしよう…」
と思うかもしれませんが、上記でご紹介したとおり、同窓会やサークルなどの勧誘を理由に間接的に生存確認をすれば問題ありません。
そうか、あの子にも同窓会へ誘ってくれる優しい友達がいたのだな…。
良かったわ。あの子もきっと喜んでくれてるわ。
このようにご両親も喜んでくれるのではないでしょうか。(ただし、状況的に穏便に済まないような場合は、実家へ直接連絡するのは控えたほうが良いでしょう)
実家に連絡する際のデメリット
あなたと相手方の関係性によっては使えない方法でもあります。
実家に連絡する際に注意したいのが、あなたと相手方の関係性です。
友人や知人の関係であれば実家へ連絡しても問題ありません。
しかし、遠い身内であったり、別れた旦那や子供、トラブル相手の場合は実家に電話したところで不審がられてしまいます。
「あなた誰?本当に同級生?」と思われてしまっては、真意がつかめません。
実家の方や本人が電話に出たとしても違和感なく会話が成立する場合にのみ使える方法ですのでご注意ください。
知人・友人・隣人へ聞き取りして確認する
相手の方と親しい間柄と思われる友人の方へ聞き取りをしてみましょう。
家族よりは抵抗なく聞き取りできるかと思いますが、身内ではない分確実な情報を得られる可能性は低くなります。
確実な情報が得られないようであれば友人の友人など聞き取りの範囲を広げていきましょう。
隣人への聞き取りも効果あり
相手のお住まいを知っているのであれば、隣人の方へ聞き取りをしてみるのも良いでしょう。
私、お隣の◯◯さんの同級生です。同窓会の連絡をしても返事が無いようなのご自宅を訪ねてみたんですが、不在のようで…。最近、お隣の◯◯さんって帰ってきてますか?
隣人の方としては、◯◯さんの素性を知らないにしても、隣に住む人の生活感があるか無いか程度は感じています。
上手くいけば普段からどんな人が出入りしているかなどの有力な手がかりを教えてくれる可能性もあります。
特に交友関係周りは有力な手がかりとなることが多いので、隣人の方からの情報はしっかりメモを取っておきましょう。
人探し掲示板サイトで探す
ネットには再会のためのサイトなど、人探し専用の掲示板がいくつかあります。
掲示板を利用した人探しの方法としては、
- 自分が情報を書き込んで、情報を求める
- すでに掲載されている情報から対象の人の情報を探す
2種類の方法で活用できます。
利用者が多く、更新頻度の高い掲示板を利用するのがおすすめです。
ただし、書き込みのなかには遊び半分で投稿されたいたずら書きやアダルトサイトへの広告が掲載されることもあります。
- 全ての情報を鵜呑みにしない
- 危険なリンクをクリックしない
など注意してご利用ください。
人探し掲示板一覧
- 尋ね人
- 人探ししたらば掲示板
- 人探し掲示板
- 再会のためのサイト→利用者が多く、更新頻度高い
Googleパーソンファインダーから探す
パーソンファインダーは、災害時などに安否情報を登録したり、検索したりできるアプリです。
パーソンファインダーは、パソコンや携帯電話から誰でもご利用いただけます。 いざという時に役立てていただけるよう、安否情報を提供、検索する方法を解説します。
引用元:Googleパーソンファインダー
震災などのタイミングで音信不通になった人はもしかしたら連絡を取りたくても取れない状況にあるかもしれません。
こちらに安否情報を登録していないか確認してみましょう。
人探しをする場合は、Googleパーソンファインダーにアクセスをすると上記の画像のような画面が出るので、左側の「人を探している」をクリックしてください。
上記のような画面で、名前や電話番号、ニックネームなどを入力します。(ここでは「佐藤」と入力しています)
入力された内容に近い情報が登録されていると関連するものがリストで表示されますので、そちらから探している人が情報登録していないか探すことができます。
警察署ホームページの行方不明者に関する情報を閲覧
警察庁のホームページに、全国各地域の警察署に登録されている行方不明者の情報を閲覧できるページがあります。
探している人のご家族が捜索願いを提出していたり、何かしらの事件に巻き込まれてしまった場合に登録される情報です。
音信不通になってから数ヶ月以上経っているなど心当たりがある方は、各地域の警察署HPへのリンクが掲載されていますので、そちらへアクセスして情報を探してみてください。
掲載されている情報
- 名前、年齢、届出が出された日
- 地域
- 顔写真
- 最後の服装
- 身体的特徴
- 行方不明になった状況
身元不明遺体情報で生存を確認する
音信不通になった人がご自分の身分証を所持していないこともあります。
万が一事故や事件に巻き込まれ亡くなってしまった場合、身元不明遺体として登録されます。
各地域の警察署のホームページでは、身元不明遺体の情報が掲載されたページが用意されているので、もしかしたら…と思う方は閲覧してみるとよいでしょう。
愛知県警察では、県内で発見された身元が確認できないご遺体の資料を準備して身元相談に応じています。
参考:愛知県警察 身元がわからないご遺体の身元検索情報
事件性や命の危険がある場合は警察に捜索願いを出す
警察に捜索願い(行方不明者届出)を出すことで公的な力を借りて探してもらうことができます。
「捜索願い」とは本人の意思のある・ないに関わらず、家族や親族が警察に対して捜索を依頼するものです。現在では「捜索願い」という言い方は無くなり「行方不明者届出」という言葉になっています。
届出を出せる人
- 親権者
- 配偶者
- 後見人
- 看護者
- 行方不明者の福祉に関する事務に従事する人
- 同居者
- 恋人
- 雇い主
- その他行方不明者と密接な関係にある人
届けに関しては両親や家族など親権者のほかに彼氏や彼女でも届出を出すことができる場合があります。
参考愛知県警察:行方不明者届けは誰が出せるのですか。
行方不明者届出に必要なもの
行方不明者の写真や失踪時の状況を説明できるようにしておきます。
また、届け出に関してはあなたの身分を証明するものが必要となりますので、免許証や保険証、認印などを用意しましょう。
捜索に手掛かりになりそうな情報は事前にまとめておくと良いでしょう。以下に届出に必要なものと情報をまとめました。
届出の際に必要なものと情報
- 対象の人の写真
- あなたの印鑑
- 対象の方の本籍、住所、指名、生年月日
- 身体的な特徴
- 服装
- 所持品
- 乗っていた車やバイク、自転車などの情報
- 行きそうな場所
行方不明者届出が受理される事例とされない事例
受理される場合
- 探している人に命の危険がある
- DV被害に遭う可能性がある
- ストーカーや嫌がらせをされている
- 未成年
- 自殺をする危険がある
- 認知症やうつ病などの症状がある人
警察は上記のような場合に捜査をします。
一方で、お世話になった人を探してほしい、名前も知らない人を探してほしいなど個人的な理由によるものは引き受けてくれません。
受理されない事例
- お世話になった人に会いたい
- 相手が相続人になっている
- 長年会っていない子供の居場所を知りたい
- 借金を取り返したい
- 離婚後に会っていない子供が元気か知りたい
- 社員寮から行方不明なった社員を見つけたい
こういった場合に警察が動いてくれることはありません。
事件性・緊急性がある場合は探偵へ調査依頼
探偵による人探しでは警察では扱われないよう私的な理由でも人探しが可能です。
トラブルの相手や名前だけしか知らない相手を探したいなどの情報量が少ない人探しでも調査します。
探偵ができる人探し
- 知人や恋人が音信不通
- 子供の家出
- 夫婦喧嘩後の家出
- 恩師に会いたい
- お金を貸した途端に音信不通に
- 遺産のことで兄妹と話したい
- 生き別れの家族に会いたい
- 行方知れずの同僚を探したい
- トラブル相手を見つけたい
- 名前だけしか知らないけど探してほしい
探偵は事件性の有無に関わらず対応します。
【探偵への依頼】写真が無くても、名前を知らなくても調査可能!
警察への届出と同様に失踪時の状況などは説明できるようにしておきましょう。
一方で、探偵への依頼は「絶対にこれがなければ調査できない」といったものはありません。
例えば、相手の写真が無かったり、相手の本名を知らないような場合でも調査が可能です。
依頼時に手がかりとなる情報
- 身体的な特徴
- 最後の住所
- 勤め先
- 電話番号
- SNSなどのアカウント
- 服装
- 所持品
- 乗っていた車やバイク、自転車などの情報
- よく行く場所や地域
大手の探偵はその日から調査開始
警察との大きな違いとしては、大手の探偵であれば即日から調査が開始されます。
専門のカウンセラーを通じてベテランの調査員へ状況が伝えられ、依頼者の意思や音信不通の状況などを判断し依頼者からの同意が得られれは即調査を開始します。
警察や個人事務所ではなかなか考えられないことですが、調査員が多く在籍する大手の探偵であればそれが可能です。
警察と探偵の大きな違い
警察との大きな違いは調査料金が発生することです。
調査料は探偵によって異なりますが、一般的な探偵事務所であれば10万円〜30万円前後が相場となります。
決して安い金額ではありませんが、必ず探しださなきゃいけないような場合は探偵に依頼することをおすすめします。
工夫次第で相場より安く抑えることもできます。
調査料を安くする方法
- 無料相談を活用
- 事前に予算を伝える
- キャンペーンを利用する
無料相談を活用する
大手の探偵であれば専門のアドバイザーに無料で相談ができます。
- 調査を依頼するかどうか
- 具体的な状況などの説明など
全てを無料で相談することができます。
今ある情報のなかで見つけ出せるかどうかを聞き取ることで実際に依頼するかを判断することも可能です。
また、調査に必要な情報を多く提供することで料金を安く抑えることもできます。
事前に予算を伝える
無料相談の際にぜひやっていただきたいのが「いくらまでなら出せるか」を明確に示す。です。
探偵はやはり「調査を成功させること」を目的としていますので、こちらから予算を示しておかないと、100%不足のないように準備をします。
「予算は〇〇円まで」と事前に伝えておけば予算に合わせて調査方法など調整できます。
キャンペーンを活用する
初回限定キャンペーンなどを利用することで格段に安く抑えることができます。
大手探偵事務所のMJリサーチでは、公式YouTube登録者数7万人突破記念ということで基本料金が3万円安くなるキャンペーン実施中です。
こういったキャンペーンをうまく利用することで余分な出費を防げるのでぜひ活用してください。