高校生の家出|お金ないのに帰ってこない心理はなに?

高校生の家出

高校生の家出は、この後の人生を左右してしまうような大きな事になりかねない問題です。「ちょっと落ち着いたら帰ってくるはず」と、楽観視できるような状態ではありません。

高校生の家出、行方不明者はとても多く(年間17,000人超え)、令和になってから家出や深夜徘徊で警察に検挙される子供たちも年々増加しています。(参考:警察庁 少年の補導及び保護の状況)

家出の原因は、家庭環境が大きく影響を与えていることが分かっていますが、その内容は各家庭によって様々です。

こちらの記事では、家庭環境や親との関係が家出にどのようにつながるのか、詳しく解説していきます。お子さんの家出でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

※こちらの記事は、AI記事ではありません。探偵業界に精通するライターが一文字ずつ丁寧に執筆しています。

こちらの記事が向いている人
  • 家出の理由が分からない
  • 反抗期で困っている
  • とにかく早く連れ戻したい
  • 相談できる人が周りにいない
中高生の家出解決なら専門の調査員が多数在籍する「MJリサーチ」

MJリサーチは発見率90%!安全な連れ戻しと繰り返さない環境づくりまで、家出をやめさせたいならMJリサーチがおすすめ!

目次

高校生の家出の原因は家庭環境が大半だけど、そのほかの理由にもしっかり目を向けましょう!

10代の行方不明者の内訳
参考元:令和7年度10代の行方不明者・原因別件数
原因件数割合
家庭環境6,047件33.1%
学校関係1,581件8.6%
異性関係822件4.5%
病気関係629件3.4%
犯罪関係167件0.9%
そのほか3,986件21.8%
不詳4,768件26.1%

上記のグラフは、警視庁が公表しているデータで、令和7年度に行方不明者として登録された10代の子供たちの原因別のグラフです。

このグラフを見ても分かるように「家庭関係」が原因となる家出が飛び抜けています。片親や共働き、再婚など親との関わりが要因となるものがほとんどで、過干渉やネグレクト、DVなどがキーワードになってくることも多いようです。

続いて多いのが学校関係です。成績や友達関係、部活、恋愛など、複数の要因があります。

また、少し気になるのが「その他」と「不詳」が多いということです。何が問題となっているかが分からないということは、再発の防ぎようがなく、どこを探していいかも検討がつきにくいので問題が悪化しやすいです。

ですので、大事なのは、まず家出の原因を探ることです。家庭なのか学校なのか成績、恋愛なのか。何が原因かということが分かれば、探す場所の検討もつきやすいですし、対策も打ちやすいです。

高校生は親の過干渉、親同士の喧嘩、ネグレクトなど家庭環境が原因となり家出をする

家出の大きな原因は「家庭関係」ですが、そのほとんどは「親との関係」だと言えます。特に多いのが、親の過干渉、ネグレクト(親の無関心)です。干渉しすぎてもいけないし、無関心なのもいけない。ちょうど良い関わり方ができないと子供たちは家を飛び出していきます。

ただし、親御さんとしては「じゃあどっちなの?」と言いたくなるかもしれませんが、どちらも両極端な部分がダメなだけで、普通の子育てをしていれば問題は起きにくいです。

テストの点が少し悪かっただで塾に入れる。少し帰りが遅いだけで何度も連絡をする。制服が乱れているだけで注意。少し寝坊しただけでガミガミ。休みの日に遊び行くだけで大騒ぎ。お弁当の卵焼きかウインナーかで質問をしてくる。

これほど干渉していれば、どんな子供でも家を出たくなりますよね。

一方で、子供のことに一切無関心。最低限のことすらしない。学校で必要なお金(体操服の追加、参考書の購入、修学旅行などの積立)を払ってくれない。お弁当や朝ごはんを作らない。ご飯代も渡さない。洗濯もしない。小遣いもない。

母親は、ホステスなど水商売をしていて知らない男を家に連れ込んでいる。こんな状態であれば、誰でも家出したくなりますよね。

学校での友達関係や部活、成績悪化などを原因に家出をする高校生

家庭関係に次いで多いのが、学校関係です。友達と喧嘩したり、いじめにあったりなど親の私たちでは関与しにくい部分です。

高校生にもなると、普段どんな友達とコミュニケーションをとっているのか把握しづらいです。同じ中学出身の友達との関係は良さそうと思っていても、クラスではどうか分かりません。

高校生は、1度の出来事でいじられキャラとなったり、批判を受けることが往々にしてあります。いじられキャラといじめの境界線も難しく、周りはいじっているつもりでも本人はいじめと捉えることもあります。

部活のチームメイトや女子マネージャーとの関係、レギュラーになれるか補欠のままかという部分は、子供達の関係性に大きく影響します。クラスでいじられ、部活でもいじられる。さらに勉強の成績も悪くなる。そんな生活が続けば、学校へ行きたくないという気持ちが強くなる。でも親からは「学校に行きなさい!成績下がってるんだから!」と強く言われる。

居場所を失い家出をします。親としては、原因が分からなくても、子供たちは多くのストレスを抱えて家を出ていきます。本人としては、これが原因というより、色んな原因がぐちゃぐちゃに重なって処理しきれないような状態だと思います。

まず親としては、最近の状況がどんな感じだったか振り返ってみると良いでしょう。下記のリストは、学校の先生が家出をしてしまった子供達の原因を探るためのチェックリストです。参考にしてみてください。

学校目線でのチェック項目
  • ズル休みなど頻繁にしていないか
  • 生活習慣に乱れがないか
  • 遅刻、欠席の理由に気になることはないか
  • 学校や部活で孤立傾向にないか
  • 友人関係のトラブルはないか
  • 家庭環境に問題がないか
  • いつでもためらうことなく相談できる雰囲気があるか

引用元:岡山総合教育センター 家出〜未然防止と対応〜

好きな男子とずっと一緒にいたくて帰ってこない。女子に多い心理

好きになった相手とずっと一緒にいたい。この感覚は分かりますか?思春期の頃一度はこういった感情になったことがあると思います。お子さんはまさにその時期なのかもしれません。

相手がいつ、どこで、だれと何をしているかを常に把握していたい。少しでも自分から気持ちが離れないように束縛をしたいのでしょう。

特にこの感情は女子に多いようです。ただ、男の子でも全然ある感情なので「男子だから関係ない」というわけではありません。

異性関係は、必ず前兆があるはずです。自分の部屋でずっと電話していたり、家族が寝静まった後に電話しているはずです。ですので、ここはしっかり気づいてあげてほしいです。

子供部屋のドア越しに声が聞こえるはずなので、ここは親として頑張ってほしいです。深夜1時、2時。静かに子供部屋の前で聞き耳を立ててどんなことを話しているか聞いてみてください。

もちろん絶対にバレてはいけませんが、できる範囲でやってみましょう。異性関係の家出の再発防止にも役立ちます。

お金を持っていないのに帰ってこないのは、窃盗で食い繋いでいる可能性もある

親として絶対にあってほしくないのは、犯罪関係でしょう。一歩間違えれば警察に捕まり、少年院行きとなり、大きな希望のある人生を台無しにしてしまいます。

犯罪関係の家出で多いのは、窃盗(万引き)、強盗、詐欺です。お金を持っていないのに帰ってこないのは、こういった犯罪で食い繋いでいるのかもしれません。

単独で動いていることは稀です。ほとんどはグループを組んで実行しています。同年代のグループで結託していることもあれば、上位に犯罪組織がありそこからの指示で動いていることもあります。

窃盗、強盗は男子に多いですが、詐欺は、パパ活や美人局など女子が多いです。

ある調査では、少年院にいる子供たちの約86%が過去にDVやネグレクトなどなにかしらの問題(ACE)を抱えていたというデータがあるそうですし、該当する部分があるご家庭は十分に注意してください。

少年院在院者、保護観察処分少年でACEを有する者(ACE該当数が1項目以上の者)は、それぞれ86.3%、56.5%であり、非行少年は、背景にACEを有することが多く、非行性が進むほどACEを有する傾向も高くなることがうかがえた。

引用元:法務省 非行少年と生育環境に関する研究

家出の理由が分からない「不詳」が一番防ぎにくいかも?!

冒頭でもお伝えしましたが、なぜ家出したのか分からないことが一番やっかいです。もしかしたら、誘拐されたり事件に巻き込まれているのかもしれないし、人生を終わりにしようとして出ていったのかもしれない、ちょっと出来心で家出してるだけかもしれない。重大性の判断がつきません。

警察に相談したほうがいいのか、放っておけば帰ってくるのか、検討がつきません。また、もし、警察に相談しても警察自体が危険性があるのか判断できず、積極的に探してくれないことも多いです。

親が不安だと言ってもその根拠や事実を示せなければ、警察は動いてくれません。

では、どうすればいいのかというと、探偵に相談してみるのが良いと思います。あまり知られていませんが、家出人探しを専門としている探偵がいるんです。

中高生の家出を専門に取り扱っている事務所もあれば、成人や認知症の家出を専門にしている事務所もあります。そういった探偵のもとに届く依頼の多くは「なぜ家出したのか分からない」といった内容です。

みなさん警察に相談してみたが、全く動いてくれる気配がないとのことです。

探偵は、調査をしなければお金はかかりません。「子供が家出をして困っているが、緊急性がありそうか教えてほしい」こういった相談だけであれば、お金は一切かかりません。

少し話がそれてしまいましたが、理由の分からない家出が一番やっかいです。まずは、何が原因であるかをしっかり把握したうえで、次の行動を考えたほうが良いでしょう。

高校生の家出の原因のまとめ

少し大袈裟な事例も紹介してきましたが「うちは関係ない」と切り捨てずに、一度向き合ってみていただきたいです。

本当にご家庭に問題がなかったか?お子さんに異変はなかったか?助けてほしいというシグナルがなかったか?振り返ってみてほしいです。

家出の原因は、もしかしたら一つではなく複数の要因が重なったものかもしれません。大きな視野でこれまでの生活を振り返り、真因を見つけてください。

少しでも危険だと感じるのであれば、警察に相談しましょう。

高校生の家出の行き先はどこ?ネットカフェ、友達の家、野宿

お金を多く持っているわけではないので生活資金が無くなれば帰ってくるのが普通ですが、帰ってこないとなると何かしらの収入を得ているか、誰かに援助してもらっているかが考えられます。

家出して1日や2日で収入を得て生活をしているとは考えにくいですが、現在は高校生でも働ける登録制のバイトがあるので、そちらを利用して生活費を稼いでる可能性もあります。

登録制 バイト働くまでの目安期間時給
タウンワーク当日〜3日1,050円〜
バイトル3日〜1週間1,000円〜
マイナビバイト3日〜1週間1,000円〜
タイミー最短即日1,050円〜
ショットワークス当日〜3日1,100円〜
高校生でも働ける登録制バイト

各地域での仕事も探せるほか、日払いのバイトも多く掲載されているため、家出したその日にバイトして収入を得ることができます。給料をもらうためには親の同意が必要なはずですが、親の知らないところでバイトしている高校生も多くいます。

「お金がないからどうせすぐに帰ってくるはず」という親の考えは通用しなくなってきているのが現状です。

ネットカフェで衣食住の全てを満たす

私たちの世代でいうところの漫画喫茶は、現代ではネットカフェとして運営されています。安い料金で宿泊することもできるほか、シャワールームやコインランドリーも設置されています。

安い店舗では、一泊1,500円程度で宿泊できます。ビジネスホテルでは安くても6,000円程度はしますし、カプセルホテルでも3,000円くらいです。一方でネットカフェの場合は、ドリンク飲み放題などのサービスも付いて1,500円程度です。

これだけ安い料金で宿泊できますし、特に準備も必要ないので家出高校生や終電に乗り遅れた大学生などが仮の宿として利用されやすいです。

本来であれば高校生は夜22時〜朝5時の間は、入店できないのですが、上手に店員をごまかしてちゃっかり宿泊している高校生もざらにいます。(もし、バレた場合は、深夜徘徊で警察から指導を受けます)

片親など家族が不在がちな友達の家に居候している

片親家庭や両親が商売をしている家庭は、親が不在になる時間が長くなりがちです。そして、子供の面倒を見る時間も少なく放置状態になりやすいです。

そういった家庭は、子供たちの溜まり場になりやすく、家出した子供達の便利な宿泊先となります。

例えば、友達の家が、母子家庭で母親がスナックなどの夜のお店を経営しているような場合、友達の家に泊まるついでにスナックのお手伝いをしてお小遣いをもらったりしている事例も耳にします。

そういった面では、かなり緩い環境になっています。また、こちらから保護者に直接問い合わせをしてもトラブルの元となることから、なかなか手が出せません。

公園などでたむろしたまま駅周辺や24時間営業の店でオールしている

高校生の家出行き先 ドンキホーテやスーパーなど

寝ずにオールしているパターンもあります。夜に寝ていると、警察などに起こされて補導されてしまうので、夜は寝ずに補導の手から逃れ、昼間にひと気の少ない公園などで寝るという子供もいます。

ドンキホーテや24時間営業のゲームセンターは家出少女(少年)の隠れ家になりやすく、ネットカフェやカラオケで泊まるお金が無い子供たちはこういった商業施設で夜を明かします。

他には、グリ下やトー横といった無法地帯のような場所で集団で夜を明かす子供たちもいます。高校生に限らず、中学生から成人した者まで幅広い人たちが集まっています。(参考:中学生の家出の理由と連れ戻し方)

ここで注意したいのが、このまま放っておいたら犯罪被害に遭ったり、本人が犯罪に絡んだりしてしまう可能性があるということです。大人なら少し想像すれば分かることですが、本当に大きなリスクが潜んでいますし、人生を大きく左右しかねません。

同じような境遇の人間が混じり合って、自分たちを正当化し、他者を悪者にする。その意識がどんどん広がり、常識になってしまったらもう誰にも止められません。そういった意味でも高校生の家出は本当に危ないんです。

高校生の家出はリスクが高く今後の人生に影響します

こちらの動画は、2021年にMBS NEWSという大阪のニュース番組がアップしたもので「家出少年、家出少女」の実態について紹介されています。

この動画の5分20秒あたりからは、深夜徘徊をする子供達の実情が描かれています。深夜0時を過ぎても家には帰らない。30分前に補導されたばかり。親には心配かけてると思ってるが、帰りたくない。

ここでも理由は、やはり「家にいたくない」です。

どうしてこうなってしまうのでしょうか。家庭の都合上どうしても共働きになるだとか、夜に家を空けざるを得ないなどいろんな事情があると思います。

それでも、子供の家出は放っておいていいものではないです。

毎年多くの高校生が色々な理由で家を離れ、大人社会のリスクに晒されています。2023年、東京の新宿や歌舞伎町では、飛び降り自殺や性暴力、傷害事件などが頻発しました。

これらの事件の背後には家出をした少年少女が集まる「トー横」の存在があります。また、同じ年の12月にはトー横キッズ達によるオーバードーズが問題となりました。

私たちの子供たちが直面しているこのような深刻な状況に、親としてどのように向き合うかが問われていると思います。親御さんからしてみたら「とは言っても…」という声が聞こえてきそうですが、それでもやっぱりなんとかしてほしいです。

※「オーバードーズ」とは、薬物やアルコールなどを過剰に摂取し、その結果痙攣や意識喪失などの重篤な健康被害を引き起こすことを指します。

家出は放っておくと確実にエスカレートしていきます

皆さんも容易に想像がつくと思いますが、親が何も言わなければ家出も夜遊びもどんどんエスカレートしていきます。9時に慣れ、10時が当たり前になり、11時、12時と遅くなり、次第に日が変わらない内に。となり、それすらも守れなくなっていきます。

本当は、家出の前に止めておくべきだったのかと思います。今となれば「なぜあの時」と思うかもしれませんが、こうなってしまうまで気づけないものなのかもしれません。

ただ、エスカレートした家出もどこかで歯止めをきかせないといけませんよね。おそらく、それが今ではないでしょうか。もしこの記事をここまで読んでくれた保護者の方がいれば、一緒に止めていきましょう。

警察は、深夜徘徊等で学生を補導するとまず保護者を呼びだします。保護者は警察署まで子供を迎えに行き引き渡されます。警察が、学校に連絡しなければならないという法的な義務はありませんが、実は学校と警察は密な関係にあり学校警察連携制度というものがあります。

非行防止や生徒指導の観点から警察から学校へ通知される仕組みがあるのです。初めての深夜徘徊程度であれば、厳重注意で終わることもありますが、複数回補導された場合は停学などの処分が命じられることもあります。

また、深夜徘徊だけで済まず、飲酒、喫煙、バイクなどが見つかった場合は、退学となる可能性も非常に高くなります。そうなった子供達の末路は、そんなに明るいものではないかもしれません。

女の子の場合は特に危険「神待ち」「パパ活」

神待ちのツイート

Xに投稿された「#神待ち」のハッシュタグは、家出をした女の子がどこか泊めてくれる場所を提供してくれる人を探す時に利用するものです。「家出した可哀想な私を泊めてくれて、何もしない神を待っています」という意味が込められている隠語ですね。

パパ活の最初の入り口として使われることもあります。

このツイートへの反応は下記のページで詳しくご紹介しますが、ワイセツ行為を目的とした男性ばかりが反応しています。神待ちをきっかけに、未成年の誘拐事件が急増していると言われています。

神待ちに群がる男性たちの目的はもちろん女の子の身体。自宅に連れ込んだり、ホテルに連れていき性行為を強要したり、暴力行為に及ぶケースもあります。

また、証拠隠滅を目的に行為中の動画を撮影したり、最悪の場合は殺めてしまうなど身の毛もよだつ犯罪が発生しているのです。

高校生の家出で気になることがあればまずは警察に届け出をしましょう

行方不明者届出を出すタイミングは?

ここまで、親として怖くなるような内容をお伝えしてきましたが、それだけ家出はリスクの高いものだと知っていただきたいです。決して「いつものことだから」で済ましてはいけないんです。

世には出てこないけど、高校生などを狙った怖い事件は想像もつかないほどたくさん起こっています。どうしたらいいか迷ったらまずは、警察に連絡をしてください。

警察に連絡したら学校に連絡がいって、あれもこれもバレてしまう。そしたらきっと停学だけではすまないかも。どうしよう…。

そういう思いもあるかもしれません。分かります。でも、もっと先の未来を見た時に本当にその目先のことに捉われていて良いんでしょうか?その答えは各ご家庭で異なると思います。よく考えて判断してください。

少なくとも、私の子供が家出してしまったら、私はまずは自分で手当たり次第探します。でも、夜中の0時を回ってしまうようなら、すぐに警察に連絡します。

探してくれようがくれまいが、公的機関には絶対に伝えたほうが良いと感じているからです。そうすることで、何かあった時に公的権力に守られるかもしれないからです。「警察に相談したけど動いてくれなかった」と言えるからです。

家出した直後が見つけやすいから早く動きだしてください

とはいえ、まずはご自身で探してみてからで結構です。状況をできるだけ整理しながら、見当がつくところは手当たり次第探して、手当たり次第周りに連絡しましょう。

気が動転して頭の中がグルグルしてしまうかもしれません。でも、家出直後は発見できる可能性が最も高いです。一旦、深呼吸をして、心を落ち着かせてから情報を集めましょう。

友だち、身内、学校など、お子さんの周囲の人々に連絡を取り、最後にお子さんを見た時間や場所、その時の様子など可能な限りの情報を集めます。

そうすることで、警察に相談した際に探す場所を絞れますし、緊急度なども判断しやすいです。初動の迅速さが、お子さんを安全に連れ戻す鍵となります。一つずつ丁寧に進めることで適切な対応が可能になります。

状況次第では警察は探してくれない!伝え方に注意する

警察は、原則、民事不介入です。個人的な困りごとには関与できないんです。「子供が言うこと聞かず、帰ってこないんです」と相談しても「あ、そうなんですか。大変ですね」であしらわれてしまいます。

警察は、公共の安全を守ること、個人の生命を保護することが責務ですので、個人のトラブル等の捜査に協力することはできません。

ただし、お子さんが犯罪に巻き込まれている可能性があったり、命の危険がある場合は別です。警察は「個人の生命の保護」をすることは、責務の中にあるため積極的な捜査をしてくれます。

ですので、肝心なのは警察への伝え方です。直近の状況や持っている情報から、お子さんが危険な状態にあることをしっかり伝えて捜査をしてもらいましょう。

警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。

引用元:警察法 第2条

探していることが子供に察知されると余計に帰ってこないこともある

家出したお子さんが「親や警察が探している」と、気づくとさらに家から離れようとする可能性があります。過干渉が原因で家を飛び出した子供なら尚更です。

ですので、慎重な捜査をお願いしたいところですが、警察はそのようには動いてくれないかもしれません。とにかく身の安全を確保することが警察の責務ですので、大々的な捜査になります。警察官5、6人でパトカーのサイレンを鳴らして捜索といった具合になるかもしれません。

ここが難しいところなんです。

仮に警察の手によって、お子さんを保護したとて、それで家出が終わると思いますか?保護されて、一度は家に帰ってきたとしても、またすぐ家を出てしまうと思います。というか、余計に反発心が芽生えてしまうでしょう。

本当に命の危険があったり、犯罪に巻き込まれるリスクがあるなら警察に捜索してもらえば良いですが、そうではないなら警察は使わないほうが良いかもしれません。

家出した子供を探してくれる専門家がいます

警察が使えないからといって自力で探すのも非常に難しいです。上述した通り、おそらくは同じような子供と一緒に大人達にバレないように身を潜めているため、そう簡単に見つかりません。

家出した子供を探してくれるのは、家出専門の探偵です。

探偵と聞くと浮気や盗聴器といった感じでダークなイメージですが、家出人探しを専門にする探偵も存在します。高校生の家出、大人の失踪、行方不明者の捜索など手元にある情報から、いなくなった人を探すのが得意です。

もし、警察には頼めないような家出であればそういった探偵に相談してみるのも一つの手です。

家出専門の探偵は根本解決までしっかりサポート

家出人探しの相談先警察と探偵の比較表

警察が大々的な捜査をする一方で、探偵は水面化で誰にもバレずに迅速な調査をします。周りにも知られず、家出した本人にももちろん気づかれることなく、親が探偵を雇ったなど知る由もありません。

家出専門の探偵は、お子さんを見つけて「はい。いましたよ」という安易な調査はしません。家出少年、家出少女がどんな思いで家を出ていて、再発が多いことも熟知しています。

まずは、家出中誰といて、どんな生活をしているのか、一緒にいる仲間とどんな話をしているのかを確認するんです。そこから、どのようなシチュエーションで親に会わせるかを調整します。

また、真の原因がわかれば、親としても今後どのように子供と向き合っていくべきかも明確になるため再発を防ぐこともできます。困っていた家出や反抗的な態度もこれで終わりにできるかもしれません。

特に母子家庭のお母さんにとっては、お子さんとしっかり向き合い、明るい家庭を取り戻せる絶好の機会にできるチャンスです。

中高生の家出解決なら専門の調査員が多数在籍する「MJリサーチ」

MJリサーチは発見率90%!安全な連れ戻しと繰り返さない環境づくりまで、家出をやめさせたいならMJリサーチがおすすめ!

帰宅しても強く叱ったり、過度な干渉は避けましょう

お子さんが家に帰ってくると「何してたの!いい加減にしなさい!すごく心配したんだから!」と、強い口調で叱るのは避けた方が良いでしょう。

気が動転して感情が爆発してしまうのは、よく分かります。冷静にいられるわけはないのですが、一旦深呼吸をして落ち着かせてから話ができるといいです。(とはいえ、探偵に探してもらった場合は、そのあたりをうまく演出してくれるので、思った以上に冷静に会話ができると思います)

子供としても、罪悪感をしっかり持っています。態度や言葉に表現できないだけで悪かったなと思っているはずです。そこに追い討ちをかけてはいけません。

落ち着いた口調で、しっかり時間のあるときにこれからについて話し合ってみてください。家出は子供だけが悪いわけではありません。家出をさせてしまうような環境にしてしまった親にも問題があるはずです。

同じ目線で話し合ってほしいです。

ただ、なかには、子供との向き合い方がわからない、自分自身もどのように正していけば良いのかわからないといった親御さんも多いです。

そういった時は、NPO団体や家族カウンセラーなどを頼ってみるのが良いです。同じ境遇の人、同じ悩みを抱える人たちもいますので、一人で悩まず、悩みを共有していければ、心も落ち着かせることができ、きっと良い家庭が築けるはずです。

目次