子供にきつく言ったら家出してしまった。
何かあるたびに2.3日帰ってこなくて心配…など、
高校生は思春期とも重なり突発的な行動をとることが多い時期です。
安易に家出を許してしまうと思わぬトラブルに巻き込まれて事件・事故につながるリスクがあるので注意が必要です。


この記事に書かれていること
- 高校生の家出の対応方法
- 警察への届出(捜索願い)について
- 高校生の家出の原因
- 家出はどれくらいで帰ってくる?
- 家出を繰り返す場合の解決策
目次
高校生の家出の対応方法 すぐに見つけることが大事!
高校生の家出にはその時の状況や子供の性格によって色々な意図があります。
ただのふさぎ込みだけで済むのならそっとしておいてあげれば解決するのですが、なかには命を落としてしまう危険もあるので軽視できないのが高校生の家出です。
ただの家出と思わず家出をしたらすぐに見つけてあげてください。
家出の癖がある子も「いつものことだろう、どうせすぐ戻るから」と放置せず、必ず探してあげてください。
とにかく連絡を取り続ける
連絡しても全く返事がない、LINEを送っても既読にならない、スマホの電源が切られているなど、音信不通になってしまうこともあります。
ですが、そこで連絡を止めてはいけません。
必ず、お子さんはスマホを使うはずなので家族の方の連絡を確認します。
ふとした瞬間に我に返ることも考えられますので連絡は取り続けましょう。
連絡を取る際の注意点
当たり前のことですが、叱ったり、罵倒したり、命令口調でのメールや電話はNGです。
お子さんが帰ってきやすい雰囲気を作ってあげましょう。
子供の友人や親戚へ聞き取り
高校生までの子供が家出をした際の行き先として特に多いのが友人宅や親戚宅です。
兄弟がいれば、付き合いのある子を聞き出して連絡をしていきましょう。また、友人の友人へも探す範囲を拡げていくことで本人を見つけ出すことができるかもしれません。
近所に親戚が住んでいる場合はそちらを頼りにしていることも多いですので、一報入れておきましょう。
自宅周辺を捜索
度々家出するお子さんでも意外に近くの公園にいる場合もあります。
友人宅や親戚宅に滞在していない場合は、自宅周辺を捜索しましょう。
家出をした子供は「歩いてる時間」が不安で仕方がないものです。
どこか安心できる場所に身を置きたいという心理が働きますので、ひと気の多いところか反対にひと気の少ないところに滞在する場合が多いです。
近所のコンビニ、大型スーパー、ドンキホーテ、ネットカフェ、公園など思い当たる場所を手探りに探していきましょう。
気にかかることがあれば警察に捜索願いを出す
少しでも不安を感じたら警察に捜索願いを出しましょう。
特に、今回の家出が初めてというご家庭は迷わず警察に連絡してください。
ただの家出と放っておいて後で取り返しのつかないことになっては後悔してもしきれません。
どこを探して良いのか検討がつかないようであればすぐに警察の力を借りましょう。
「捜索願い」とは本人の意思のある・ないに関わらず、家族や親族が警察に対して捜索を依頼するものです。現在では「捜索願い」という呼び方は無くなり「行方不明者届出」という言葉になっています。
危険な家出の特徴
安心な家出など存在しませんが、一定の条件が揃うと自分で命を落としかねない、もしくは誰かを傷つけかねないものとなるので家出の状況はしっかり把握しましょう。
危険な家出
- スマホが置きっぱなし
- 何度も家出を繰り返している
- 冬でも上着を着ずに家出
- 履物がスリッパなど軽装
- 女子(性犯罪に巻き込まれてしまうリスクが高い)
- 遺書や手紙が置いてある
- 直近で不登校が続いている
- 死んでやる!など自虐的な言葉を発する
- うつ病などの精神疾患を抱えている
- リストカットなどの経験がある
- 暴力を受けている
- いじめや嫌がらせを受けている
- 包丁やナイフなど危険なものを持ち出した
- 一度でも自殺未遂の経験がある
繰り返される家出を放っておいてはいけない!
何度も家出を繰り返している子供は、基本的には友人と街中をフラフラしたり、カラオケやネットカフェ、友人宅で夜通し遊んでいることが多いでしょう。いわゆる深夜徘徊です。
しかし、これの何が危険かというとその理由は2つあります。
家出を繰り返させてはいけない理由1 警察が相手にしてくれない
繰り返される家出に関しては、警察に相談しても積極的には探してくれません。
警察には市民の安全を守る警ら業務が他にもたくさんあるからです。
何度も家出を繰り返している子供に対しては「家庭の問題」と片づけられてしまうことが多いでしょう。
また、警察に見つけてもらったところで家出は止まりません。警察がカウンセリングをしてくれるわけでも、諭してくれるわけでもありません。
午後9時すぎ、天王寺駅前の広場に集まる若者たち。松岡さんは声をかける。
(記者)「補導されたりとかはいままでありませんでしたか?」
(16歳の高校生)「何回もありました」
(15歳の高校生)「自分さっきされたんですけど」
(記者)「え、さっき?」
(15歳の高校生)「30分くらい前です」引用元:MBSニュース
家出を繰り返させてはいけない理由2 犯罪やドラッグなどへの誘惑
深夜の街には様々な誘惑があります。危険な大人もたくさんいます。
お子さんの心の隙に入り込むようにして悪への道に引きずりこもうとして巧みにうまい話を持ちかけます。
家出したの?2時間くらいでちょっと頑張れば2万円あげるよ。
また、友人同士の仲でも飲酒、性行為、ドラッグなど様々な誘惑があります。一歩間違えればと思うと、本当に危険な状態です。
女の子の家出は特に危険!
特に女の子は非常に危険です。
女の子の家出は自分の意思ではなくとも犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるのでとても危険です。
どんなに気が強い子でも数人の男に囲まれたらひとたまりもありません。
行方不明者届出を出すタイミングは?
「○○日経っても戻ってこなければ」という目安はありません。
いつもと様子が違った、連絡が取れないなど親としての違和感があればすぐにでも行方不明者届けを出すべきでしょう。
特に初めて家出をした子供、自暴自棄になっている子供は非常に危険です。
周りの目もあると思いますので難しい判断かと思いますが、あなたの危険アンテナが反応した時点で決断するべきです。

行方不明者届出は最寄りの警察署へ提出
行方不明者届出はを届け出ることができるのは、主に親権者です。最寄りの警察署へ提出することになっています。
駐在所や派出所では提出できません。
届出の際に準備するもの
- お子さんの写真
- 届け出をされる方の印鑑
- 本籍地、住所、氏名、生年月日
- 身体的な特徴
- 立ち回り見込み先

電話の場合は、110番に直接電話をすれば、最寄りの警察署に繋がるようになっています。
「相談だけしたい」という人は「#9110」をダイヤルすればさまざま内容の相談ができます。(こちらも最寄りの警察署へ繋がります)
警察への相談は、最寄りの警察署にある相談窓口に直接出向かずに、電話で相談する方法もあります。
この場合は、警察相談専用電話#9110をご利用ください。全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
参考愛知県警:行方不明者届けに関すること
警察に行方不明者届出を提出する際の注意点「探してくれないこともある」
警察は全ての家出捜索を積極的に行ってくれるわけではありません。
単に深夜徘徊で友人と遊んでいるだけと判断されてしまうと一般家出人という扱いになり積極的に探してくれません。
一般家出人→探してくれない
特異行方不明者→探してくれる
一般家出人とは
お子さんに家出の意思があって失踪した場合で、命の危険や犯罪の被害に遭う可能性が低いとみなされると一般家出人という扱いになります。
命の危険や事件性が低いため積極的な捜索はしません。
特異行方不明者とは
お子さんに家出の意思がなく、事件や事故に巻き込まれたことによって行方がわからなくなっている場合や命の危険に晒されていると判断された場合に特異行方不明者として扱われます。
事件性があるとみて積極的な捜索が行われます。
【警察庁生活安全局 特異行方不明者の定義】
特異行方不明者(第2項関係)
ア 犯罪被害(第1号関係)
「生命又は身体に危険が生じているおそれがある」とは、既に生命又は身
体に危害が加えられているおそれがある場合のほか、将来危害が加えられる
おそれがある場合をいう。※全文は下記リンクよりご確認ください。
引用元:警察庁生活安全局長
警察を頼れない場合の対処法

高校生は特に「周りからの目」を気にしますので、警察にお願いしたことが逆効果となる場合もあります。
ご家族の力で探しだすことも考えたいですが、時間的に余裕がないことや探す範囲が限られてしまうので悠長なことは言ってられません。
そういった時に頼りになるのが探偵です。
家出人探しのプロ「探偵」に依頼する
探偵と聞くとなんだか怪しいイメージと捉えられがちですが、探偵は人探しのプロです。
一般家出人だろうが特異行方不明者であろうが関係なく積極的にかつ迅速に捜索を開始してくれます。
警察官のように制服を着て捜索したりパトカーを使ったりなど周りの目を引くようなこともありません。
探偵は探偵とバレずに調査ができる
探偵は人探しのノウハウを持っていますので、高校生世代の子供が探されるのを嫌がることも熟知しています。
探偵という身分を隠して探すことは基本中の基本です。
必要であれば、
- 尾行のみ
- 居場所だけを親御さんに伝える
- 親御さんと面着で話ができる機会をつくる
- 探偵立会いのもと会わせる
など要望に応じて対応してくれます。

家出について相談できるカウンセラーが繰り返す家出をケア


残念ながら家出は繰り返されてしまうことが多く、根本の原因を解決しない限り再発が想定されます。
そういったなかで、家出カウンセラーがお子さんの心情を聞き出し、家出の理由や不安、悩みなどの抜本対策を共に検討します。
探偵には警察OBや弁護士が在籍 家出の真実をクリアにします
探偵には警察OBや弁護士なども在籍しています。
警察上部の第一線で活躍してきた元警官の嗅覚とノウハウでお子さんの足取りを追い、居場所を突き止めます。
また、なぜ家出を繰り返してしまうのか?警察官ならではの聞き取りと威圧感で家での真実を引き出します。
さらに犯罪被害や賠償問題等、不測の事態に備えその道のプロたちが万全の態勢で待機しています。
24時間無料で相談できる探偵 原一探偵事務所
テレビ番組やインターネットでも活躍中の原一探偵事務所。
原一探偵事務所には専門のカウンセラーが在籍しています。
また、人探し専属チームも結成されており年間50,000件以上もの依頼がくるそうです。
単に家出といっても、各ご家庭で込み入った内容のものが多く色々な理由があるかと思います。
誰に相談するか非常に悩むところかと思いますが、周りに知られず、こちらの意図を汲み取ってくれるのが探偵の無料相談かと思います。
子供の家出探しはスピードが命とも言われていますので、まずは家出の近況だけでも相談してみてはいかがでしょうか。
家出でお困りの場合は「原一探偵事務所」の無料相談
- 24時間相談無料
- ネットで簡単メール相談
- 年間50,000件以上の相談実績
- 全国18拠点の大手探偵事務所
\24時間受付 無料相談窓口/
高校生が家出をする理由
高校生の家出について代表的な理由を5つほどあげてみます。
心当たりがないかチェックしてみてください。
親子喧嘩
家庭環境にも近い理由となりますが、きっかけに親子喧嘩やきつく叱られたなどが原因となることもあります。
ほとんどの場合が、家出のきっかけを待っていたような状態、臨戦態勢が整っているといえるでしょう。
高校生の家出の一番の原因が親子喧嘩です。
家庭環境
高校生は大人への階段を登っている最中。
大人になりたい、大人と同じように扱って欲しいと願う反面、まだまだ甘えが多い時期です。
一番身近な家族に対して強く当たってしまう部分があります。
仕事で帰りが遅い、片親、親子関係が悪いなど親への不満が積み重なり、ふとしたきっかけで自宅を飛び出してしまうこともあります。
また、虐待・DV被害が原因になることもあります。
Aさんは学校の先生に相談した。しかし先生もどうしていいかわからない。耐えられなくなったAさんは家出をする。するとあっという間に暴力団に声をかけられ、騙され、危険な状況に陥った。
引用元:プレジデント なぜ高校生でも親の虐待に逆らえないのか
学校や塾でのトラブル
学校や塾でのトラブルが原因で家出をすることもあります。
部活や友人関係の間でトラブルがありそれが原因で家出。
特に入学してまもない時期、新学期の始まりなどは多い傾向にあります。
異性との関係
高校生にもなると彼女や彼氏ができることもあるでしょう。
「この愛は一生続く」と思っていたものが崩れた時に自暴自棄になり飛び出してしまう子もいます。
親御さんには気付きにくく「なんで家出したの?」と検討がつかないでしょう。
しかし、経験がおありの方もいるかもしれませんが、失恋が理由でリストカットや飛び降り、飛び込みを考えてしまうこともあります。
理由が分からない家出こそ本当に危ないのです。
非行
高校ではいろんな誘惑が待ち受けています。
先輩や友人からの誘いは断りにくい部分も多く、ちょっとした誘いに乗ってしまったのをきっかけに非行に走る子供もいます。
また、こういった状況ですと途中でグループから抜け出そうとすると制裁が待ち受けていることもあります。
大人からしたらにわかにも信じがたい仕打ちを受けてしまうこともあります。
全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は初めて60万件を超え、不登校の子どもはおよそ18万人と、暴力行為を含めて過去最多となったことが文部科学省の調査で分かりました。
引用元:NHK いじめ 不登校 暴力行為 過去最多


高校生の家出の行き先
高校生には自分で生活する能力はほぼないと言っても良いでしょう。
ある程度行き先は限られてきます。
高校生の家出行き先 友達の家
一番多いのが友達の家です。
日頃から交友関係を把握しておきましょう。
親御さんの知らない友達の家に居候していることもあるので友達から交友関係を聞き出すのも1つの手段です。
高校生の家出行き先 少し離れた公園
2番目に多いのが公園です。
一番近い公園ではなく、普段の行動範囲外にある公園です。
見つけてもらうのを待ってるケースが多いので、比較的見つけやすいでしょう。見つけたらそのまま公園で冷静に話を聞いてあげましょう。
高校生の家出行き先 ドンキホーテやスーパーなど
高校生でも足を運びやすいのが大型店舗です。
夜遅くまで営業しているドンキホーテなどは滞在しやすいです。
何食わぬ顔でウィンドウショッピングを楽しんでいることもあります。
高校生の家出行き先 ネットカフェ
ネットカフェは家出の子供の溜まり場ともいえる場所です。
未成年でも1,000円程度でシャワー、フリードリンクなど数時間滞在することができます。
都内では家出した子供が集まるため社会問題ともなりました。
高校生の家出行き先 先輩や非行グループの家
先輩の家に居候したり、非行グループのメンバーの家に居着いている場合もあります。
子供の友達に聞き取りをしても居場所を知らない場合が多く、探す難易度はかなり高くなります。
高校生の家出行き先 深夜に街中で友達と過ごす
都心部の駅周辺ローターリや公園など、比較的人通りの多い所で友達と共に徘徊していることもあります。
なかには、何時に帰っても親から注意されない、学校へ行かなくても叱られない、家に帰らなくても何も言われない。
そういった家庭もあるようで、周りにそういう友達がいるとつい流されてしまいます。
犯罪や誘拐に巻き込まれてしまうことも
SNSではいろんな投稿がされており、なかには「家出して行き先がない子は家へおいで」などと呼びかけ、実際に家出してきた子供を宿泊させている大人もいます。
かなり危険な状態ですよね。
誘拐、暴行、性的暴行、ドラッグ、裏社会への勧誘、犯罪、多くの危険が潜んでいます。
SNSを通じて性被害に…
警察庁によると、18年にSNSを通じて犯罪被害に遭った18歳未満の子どもは1811人。うち高校生が991人、中学生が624人、小学生も55人いた。罪種別にみると、児童買春・ポルノ禁止法違反が944人、淫行などの青少年保護育成条例違反が749人。略取誘拐も42件あった。 引用元:西日本新聞
家出した子供はどれくらいで帰ってくる?


突発的な家出の場合は数時間もすれば帰ってくることが多いようです。
24時を過ぎても帰ってこない場合は危険になりますので何かしらの行動を取るべきでしょう。
大抵はその日の夜中に帰ってくることが多い
家出は大抵の場合、家族が寝静まった夜中にこっそりと帰ってくることが多いようです。
時間帯にすると、22時〜24時頃あたりが多い傾向です。
親子喧嘩などで突発的に家出してしまった子供は行き当てもなく飛び出しています。
時間をつぶせる場所を一通り回ったら自ずと帰宅するでしょう。
家出を放っとおくと危険!
親としては、強く言っても余計帰ってこなくなる。そっとしとけば、お腹が空いて帰ってくる。
「言っても聞かないから」と放っておくと事態は思わぬ方向へいってしまうこともあります。
犯罪を犯してしまったり、暴力を受けたり、金銭の要求、性犯罪の被害者となることも十分にあります。
家出女子を狙った未成年の誘拐 「#神待ち」
ツイッターに投稿された「#神待ち」のハッシュタグは、家出をした女の子がどこか泊めてくれる場所を提供してくれる人を探す時に利用するものです。
泊めてくれる場所=独身男性の自宅
この#神待ちをきっかけに、未成年の誘拐事件が急増していると言われています。
#神待ちに群がる男性たちの目的はもちろん女の子の身体です。
自宅に連れ込んだり、ホテルに連れていき性行為を強要したり、暴力行為に及ぶケースもあります。
どうせ帰ってくるだろうと放っておいてはいけません。
私たちが想像もできないような犯罪が彼女たちを待ち受けています。
特に多いのが、ツイッターなどSNSに家出願望を投稿した女子中高生に、男が連絡を取って自宅やホテルに誘い出すパターン。未成年の少女らが、寝泊まりする場所や飲食などを提供してくれる相手をSNSで探す行為は「神待ち」と呼ばれ、こうした投稿は後を絶たない。
家出を繰り返す場合は根本的な対策が必要
家出を繰り返す子供もいます。
やはり、そこには子供なりの想いや意思があってすることです。
根本の原因を突き止めてあげることで、家に帰ってきやすい環境を整えてあげましょう。
家庭の雰囲気を明るくする
家出をする子供達は「家にいたくない」「親がいる時間に帰りたくない」こんなふうに感じているようです。
ご両親が不仲ですと必然的に家庭内の雰囲気も悪くなります。
子供はそういった感性が敏感です。
夫婦の関係を良好なものにして、家庭の雰囲気を明るくできるように工夫しましょう。
過干渉、過保護にしない
一度こういうことがあると特に気になって過干渉になってしまいがちですが、お子さんにとっては(言い方が悪いかもしれませんが)鬱陶しく感じてしまうものです。
- 学校での出来事を細かく聞く
- 友達とのこと
- 成績のこと
- お子さんの意見より親御さんの意見を優先させてしまう
上記のような質問攻めをしてしまうとお子さんは面倒になり家に居づらくなります。
過干渉、過保護に注意してお子さんとの適度の関係を意識しましょう。
子供が意思表示をしない場合に対策する方法
家族で話し合って再発防止に努めることが一番の対策ですが、多感な時期の子供と親子で向き合って話し合うのもなかなか難しいのが現状かと思います。
そういった時の相談先としていくつかご紹介します。
学校に相談
まずは担任の先生や生徒指導、保健師さんに相談してみましょう。
家出の事実を伝えれば、学校での生活態度や友達との関わりなど注意深く見張ってくれるでしょう。
しかし、根源が深い場合、先生の目では届かないところもありますし、学校側として伏せたい事実などがあると頼りにならない部分もあるので注意が必要です。
カウンセラーへ相談
先ほど、探偵にや家出カウンセラーが在籍しているとお伝えしましたが、そちらを活用するのもおすすめです。
家出人を専門的にカウンセリングをしているため、数多くの経験値からご家族にとって最適な解決策や歩み寄りを一緒に導きだしてくれるでしょう。
占いなどのスピリチュアルへ相談
探偵に頼るのはちょっとという方は、占いなどのスピリチュアルに頼るといった手段もあります。
的中率の高い占い師や有名な占い師であれば、もしかして普通では見えてこない隠れた問題や解決策を示してくれるかもしれません。
どこにも頼るところがなかったら一度試してみてください。
コロナ環境を考慮すると電話占いがおすすめです。
参考電話占い Comet (全員と5分無料鑑定)
家出は早期発見、早期解決が重要です
家出はやはり早く見つけてあげることが大切ですし、繰り返させないことが重要です。
特に多感な時期ですので思わぬ方向へいってしまうこともあります。
この記事がご家族の関係を良い方向へ向く一歩になれれば幸いです。
親として家出を繰り返させない手段
今回、色々な方法で家出した子供を見つけることができたとしても、再び家出をする可能性もゼロではありません。
再発防止の方法や家出したとしてもすぐに見つけられる方法をご紹介します。
ご近所の方に協力してもらう
まずは、今回の一連の騒動をご近所の方に知らせましょう。
特に、お子さんの精神状態が不安定などの場合は周りの目を増やすことで家出を未然に防ぐことができます。
となり近所のお宅へ協力の要請をしておきましょう。
iPhoneの「探す」アプリに家族を登録しておく
冒頭でも紹介しましたが、iPhoneの「探す」アプリを活用しましょう。
「探す」アプリの位置情報の精度は非常に高く、居場所も随時更新されています。
全国どこにいても位置を特定できるので絶対に登録しておきたいアプリです。
お互いのiPhoneを繋げるのも簡単ですので登録したいという方は下記を参考にしてみてください。
【人と共有する】
- 「探す」App を開いて、「人を探す」タブを選択します。
- 「自分の位置情報を共有」または「位置情報の共有を開始」を選択します。
- 位置情報の共有相手の名前や電話番号を入力します。
- 「送信」を選択します。
- 位置情報を共有する期間を「1 時間」「明け方まで」「無制限」から選択します。
- 「OK」を選択します。
ほかの人と位置情報を共有すると、相手も自分の位置情報を共有するかどうかを選択できます。
引用元:Appleサポート「探す」で友達を探す
Apple公式のAirTagを家出防止に活用
AirTagはApple公式サイトから購入できる「タグ」です。
タグの中にはGPS機能が内蔵されているため、タグを付けているバッグや鍵、財布がどこにあるのかをiPhoneで確認できます。
これを家族の持ち物に取り付けておくことで、どこにいるのか一目瞭然ということです。Appleの公式サイトから3,800円(1個)購入でき、簡単な登録ですぐに使えます。
今後も家出に限らず、学校・塾からの帰宅が遅い時に居場所を確認することもできます。
お子さんにそっとプレゼントしておくのも良いかもしれません。
一度でも家出したらお子さんとしっかり向き合ってください
家出の原因は、
- 家庭、学校トラブル
- 愛情や温もりの不足
- 過干渉
- 成績の悪化
が多い傾向にあります。
学校に相談すれば、教育者としての今後の対応、指導を考えてくれます。
高校生の生活の大半が学校と家庭となります。
両者が協力して一貫した対応で接することが解決の糸口となるでしょう。
お子さんと向き合うことも必要ですが、母親としてのあなたの行動や言動に問題がなかった今一度向き合ってみる機会かもしれません。
より良い家庭環境になることを陰ながら応援させていただきます。