家出した子供たちが直面する危険は、多くの親御さんが想像する以上に深刻です。
特に中学生や高校生は、誘拐やワイセツな事件に巻き込まれる可能性が高まります。
こちらの記事では、そのようなリスクに焦点を当て、親御さんが知っておくべき情報と、ご家族がどのように対応すればよいかを分かりやすくお伝えします。
この記事に書かれていること
- #神待ちツイートの危険性
- 女子生徒が誘拐された事例
- 高校生のパパ活の実態
- 家出の対応方法
目次
#神待ちツイートの危険性について
ツイッターに投稿された「#神待ち」のハッシュタグは、家出をした女の子がどこか泊めてくれる場所を提供してくれる人を探す時に利用するものです。
泊めてくれる場所=独身男性の自宅
この#神待ちをきっかけに、未成年の誘拐事件が急増していると言われています。
#神待ちに群がる男性たちの目的はもちろん女の子の身体です。
自宅に連れ込んだり、ホテルに連れていき性行為を強要したり、暴力行為に及ぶケースもあります。
どうせ帰ってくるだろうと放っておいてはいけません。
私たちが想像もできないような犯罪が彼女たちを待ち受けています。
特に多いのが、ツイッターなどSNSに家出願望を投稿した女子中高生に、男が連絡を取って自宅やホテルに誘い出すパターン。未成年の少女らが、寝泊まりする場所や飲食などを提供してくれる相手をSNSで探す行為は「神待ち」と呼ばれ、こうした投稿は後を絶たない。
家出少女を狙った誘拐被害
家出少女を狙う犯罪者の手口には様々な形がありますが、特にSNSを利用した方法が顕著です。
以下にその具体的な事例を2つ紹介します。
#神待ちを利用した誘拐
家出少女が「神待ち」掲示板で泊まる場所を求めていたところ、犯人が彼女を自宅に招き入れました。
その後、犯人自宅のリビングで彼女は性的虐待を受け、数日間監禁される事態に至りました。
この事件では、SNS上のやり取りから犯罪者の居場所が特定され少女は救出されましたが深刻な心理的トラウマを負いました。
マッチングアプリで知り合った男
犯人はマッチングアプリで知り合った家出少女と接触し、言葉巧みに自宅へ連れ込み性的行為を強要しました。
犯人はまず、家出少女の心情に寄り添うコメントを投稿し、徐々に心の隙間に入り込んでいきました。
最終的に、少女を「安全な場所」と偽った自宅に誘い出し強姦を行ったとされています。
高校1年16歳の女の子を狙った連れ去り事件です。栃木県の女の子を静岡県に住む44歳の男が誘拐。Twitterなどで知り合った女の子に「家出」するように促し連れ去った容疑。
女子中学生を家出するよう促し、東京の自宅へ連れ去った事件。ゲーム制作会社の会社役員47歳の犯行。
Twitterなどで知り合った小学5年生の女の子を自宅に宿泊させた容疑。自宅にはその他に数日前から宿泊している19歳の女性も監禁されていた。
16歳の少女に1日で数万円稼げるよと誘惑し、風俗店で働かせようとして茨城県に住むの女の子を長崎県まで連れ去った容疑。
了解しました。以下は娘の家出で困っている親御さん向けの記事の叩き台です。
女子高生によるパパ活の実態
パパ活とは、10代〜30代までの女性が自分の父親と同年代の男性と食事やデートをして金銭的なサポートを受けることを言います。
援助交際や売春行為と似ていますが、パパ活においては必ずしも肉体関係があるわけではありません。
とはいえ、性行為を強要されることもあれば、強姦行為に近いこと、薬物投与などのリスクもあることは無視できません。
先ほどからご紹介している通り、#神待ちやマッチングアプリがきっかけとなる場合が多いようです。
中高生のパパ活を野放しにしてはいけない
パパ活は一見無害な交際のように見えるかもしれませんが、放置すれば様々なリスクが伴います。
特に中学生や高校生のような未成年の子供たちが関わる場合、その危険性はさらに増します。
パパ活の背後には、金銭的な利益と引き換えに成人男性との不適切な関係を結ぶことがあります。
これは子供たちの心理的、社会的な成長に悪影響を及ぼすだけでなく、性的搾取や虐待のリスクに晒すことにもなりかねません。
親御さんとしては、このような行動に気づいた際にはただちに適切な対応を取り、必要なサポートや専門家の助けを求めることが重要です。
パパ活を放置することは、子供たちを危険な状況に置き去りにすることに等しく、その影響は思春期を超えて長期にわたる可能性があります。
まとめ
家出した子供を持つ親御さんにとって、子供が直面するリスクや問題を理解することは非常に重要です。
家出の背景にある深刻な問題を見落とさず、お子さんに寄り添う態度を取ることが必要です。
また、お子さんとのコミュニケーションを保ちつつ、適切な対応を心がけることが大切です。
必要に応じて専門家や外部のリソースを活用し、家庭内の問題を解決に導くことが、お子さんを安全に戻すための鍵となります。
親御さん自身も情報を収集し、家出のリスクやその対処法について学ぶことで、お子さんを守るための一助となるでしょう。